高齢化社会に必要なモノ

高齢化社会に必要なモノ

  • 2011-12-19 20:12:00

 きょうは忙しい一日でした・・・。

朝10時お客様のとこで説明。
11時すぎに申込書を受け取りに次のお客様。
12時にR高校にライオンズの交換留学生とお茶の授業の
通訳。
2時に出発。
が、カバンを忘れUターン。
今日は妻の誕生日、ケーキを取りに行き会社に着いたのが
3時。
3時半に次のアポイント(間に合わん・・・)
会社を出たのが3時20分。(ウワ~)
3時40分に着き申し込みの手続き。
5時に今日最後のお客様Mさん。

Mさん82歳(くらい)
今年の初めに病気を患い、あまり動けなくなって
しまったよう。
今までは病気一つせず、元気な人でした。
奥さんがけっこう具合が悪く、ご主人が看病や
病院、ケアハウスに車で連れて行かれて
ました。
そのご主人が動けなくなり、今は息子さん(と言っても
60歳くらい)がお二人の面倒をみています。
ご自宅に行くと「裏口にお回りください」と玄関に
張り紙が。
裏に回り窓から中をのぞくとご夫婦とも
コタツで横になっていました・・・。

「こんにちは、小川です。入ってもよろしいですか?」
Mさん「どうぞ小川さん・・・、お上がりください・・。」とゆっくり
体を起こす。
奥さんは反応せず、横になったきり・・。

Mさんの手は震えが止まらず、物をつかむのも
不自由そう・・・。
一年ぶりに会ったMさんはいっぺんに老けて
しまった・・・・。
でもMさん相変わらずいい人。
「体は不自由になったけど、息子が助けてくれるから
ありがたいです。みんな今の社会はよくないとか、年金が
減ったとかいうけど、まぁ、戦時中を思えばいい国に
なりましたよ~。ほんとに暮らしやすくなりました。」
奥さんも自分も要介護状態になられて相当不自由なはずなのにグチ
一つ言いません。

帰り際にワタシが「Mさん、お体だけはお大事になさって
くださいね。日本はもっともっとよくなりますよ。あと20年
はがんばらなきゃ。」と言うと、ニコッと笑い
「そうだね~!がんばらなきゃ、ハッハッハッ!」
と言ってくれました。

こんな家庭がいま、いっぱい増えてるんですよね・・・。
なんだかさみしいです・・・。
みんないつかは年を取るんです。

お年寄りがお年寄りを介護する・・・。
若い人とお年寄り、もっともっと距離を縮めなきゃ。
お年寄りも若い人と話したいんです。
若い人と接すると若返るんです。

日本の将来は間違いなく若い人たちにかかっています。
どうかこれからの日本を明るくやさしい国に
してください。


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短い人生

  • 2011-12-12 18:12:00

 先週お客さまが亡くなられました。

以前ブログでも紹介したKさんの奥様。

享年37歳。

闘病生活約4年。

半年の命と宣告され、二人の子どもたちと一日でも長く過ごしたいと
いう思いでがんばって苦しい治療にも耐えてこられました。

保険に加入いただいたのが10年前。
そのころは病気とはなんの縁もない健康体そのもの。
ご主人の保険に特約で入院の保障をつけただけでした。
それで十分、とおっしゃられてました・・・。

お通夜に夜11時すぎに行きました。
ご主人とお会いし、奥様とご対面。
とてもきれいなお顔でした・・。
やすらかな、まだ目を開けそうな表情です。
ご主人「おまえの好きなたろうくんが来てくれたよ」

いつもわたしのことを「たろうくん」と親しみを持って呼んで
くれました・・・。
いつかはこの日が来る、そう、思ってはいたけど・・・・・・。
「わたし健康な時はいつも自分のことばかり考えてまわりの人に相当
失礼なことしてきたわ。でも病気になっていろいろ気がついた。
生きてるって当たり前じゃないな。たくさんの人に支えられとるなって。
主人に感謝。子どもに感謝。親に感謝。まわりの人に感謝。」
生前そうおっしゃられてました・・・。
つよい人だなぁと思ってました。
「わたしね、たろうくん、病院に入院したくないの。子どもたちと1分でも1秒でも
長く一緒にいたいから。」
それを聞きながら涙がこみ上げてきたのは、もう2年くらい前です。
その時もお医者さんに「あと1ヶ月もつかどうか」と言われてました。

ほんと・・・・・がんばりましたね。
医学の限界をはるかに超えた大きな大きな母の愛でした。
ご主人もお子さんたちもKさんのがんばる姿をしっかり目に焼き付けた
と思います。
ご主人も「おまえ・・・がんばりすぎじゃ・・。もう、静かに休めよ」と
大粒の涙をこぼしながら、そのうつくしい顔をやさしく
撫でます・・・・。

Kさん、ありがとうございました。
わたしもいっぱい勇気をいただきました。
命の大切さ、教えていただきました。
家族の絆教えていただきました。

限りがないように明日が来ると思っているわたしにとって、
「今日」を大事にすることを教えてくださいました。

あなたの燃やした命はまわりのみんなをこれからもいつまでも
やさしく、あたたかく包んでくれると思います。
私たちの命がなくなるその日まで20年、30年、40年と・・・・・。

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イルミネーション点灯!

  • 2011-12-06 15:12:00

 もう先月ですが、26日土曜日に社員の人たちと毎年恒例の事務所の
イルミネーションの飾りつけをしました。

今年で6年ぐらいになります。
毎年少しづつバージョンアップして飾ってます。
まぁ、素人がやるので手作り感はありますが、まだまだ洗練された
レベルには遠いかな・・。

でも、みんなで毎年思い出しながら、コッチの配線はどうだったとか
このライトを上から回してとか、下だったかなとか言いながら
飾っていきます。
今年は朝9時から11時くらいで完成しました。
段々手際よくなり速くなってきました。

12月の大掃除まで夜5時~10時頃まで点灯してます。
お近くを通る際にはちょっと寄り道をしてください。

ご近所の住人の方々にも飾りつけをしていると、声を掛けていただきます。
「今年もするんじゃね~。また楽しみなわ~。ありがとね~。」

「地域の人々に心あたたまるサービスの提供」という文言を「経営理念」の
中に入れています。
心あたたまるサービス、というほどの大げさなものでは
ありませんが、少しでも近所の人があたたかい気持ちに
なっていただけたらとちょっぴり期待します。

最後はみんなでピザを食べて解散です。
もうすぐお正月。

あとひとふんばり。

今年もよかったと言える終わりにしたいですネ。

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